サンモニでの青木さんのコメントに思う。
昨日(20210613)のサンデーモーニングで
ジャーナリストの青木理さんが
韓日(在日コリアンの目線から、日韓ではなく韓日と言います。)問題について
興味深いコメントをされました。
以下、Yahooニュースを転載します。
https://news.yahoo.co.jp/articles
1965年の日韓国交正常化の際には
韓国は軍事独裁政権下であり
「アメリカが共産圏と対峙する為に、日本と韓国に『仲良くせいや』と言ってきた事もあったし、日本の保守勢力が韓国の軍事政権と結びついていた。政治的妥結と妥協として国交正常化した。」
その結果
「市民の権利は置き去りにされ、(日本)の統治が違法か合法か曖昧にした。」
韓国はその後
軍事政権を倒して民主化を果たし
現在に至っているとし
「『国際的な約束を守らないのはおかしい』というのも一理あるけど、
韓国には韓国の理屈がある。」
とした。
その上で
「やっぱり日韓は仲良くした方がいい。」
とまとめた。
その後にコメントされていた姜尚中さんも
大体同意されてましたね。
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ネットではおそらく
保守や右の人達が盛り上がるであろう事が想像されますが
青木さんよく仰ったな〜と思いました。
在日コリアンとして
私はこの青木さんの発言で勢いづく訳では決してありませんが
この発言を聞いて
戦後の(いや、もしかしたら戦前からの)歴史を
よく学ばないといけないなと
身が引き締まる思いがしました。
だって
「知らない」事が一番の問題だから。
相手に文句や不満ばかり言うわりに
歴史や経緯を詳しく知らない人って
韓日含めて(私も含めて)
意外と少なくないと思うんです。
そして
自国にとって都合の良い見解のみを取り上げて勢いづくのではなくて
不都合な見解をこそ
まずは自国内で検討して話し合う。
それが正に自己批判の精神であって
何よりも尊いのではないでしょうか?
私は在日コリアンなので
この事を韓国の人々や在日コリアンに言いたいです。
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昨日の青木さんのコメントが
考えるきっかけになったし
知る事の重要性を再認識させてくれました。
「生=苦」である理由
仏教に
四苦八苦という言葉がありますよね。
その中の四苦って
生・老・病・死の事を言うそうです。
以前私は
老・病・死はわからなくはないけど
何で「生」が苦なの?
…と不思議に思った事があります。
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実は私も
生きる事が苦に感じる事があるんです。
お金がない等
経済的に苦しいというのも
勿論あるのですが
それよりも
「生きてる意味がわからない」
事が原因で
何とも言えない苦しさを感じる事が多いです。
仏教の四苦八苦が
どのような教えなのか
正確には知りませんが
私の場合は上記のような苦です。
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思うに
生とは何か?
この世界は一体何なのだ?
…という問いは
全ての土台になるのではないでしょうか。
この答えが見つからなければ
基礎がしっかりしていない建築物のように
何をするにしても
ぐらぐら揺らいでしまうのではないでしょうか。
自分のアイデンティティよりも
深いところにある問いだと思うのです。
でも
こういう問いって
もう神様の領域ですよね?
人間にわかるはずないんじゃない?
…って薄々感じてはいるんです。
でも
問わずにはいられない。
でもわからない。。
そこが
生=苦だとされている所以なのかな?
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できるだけ
主観的で
自分なりの答えではなく
真理を追求できたらとは思いますが
難しいんでしょうね。
私の究極の関心事は
この部分にしかないんです。
でも
だからといって暗くはならずに
色々と考えてみようと思ってます。
このブログを書こうと思った理由について
YSYです。
大学で学んで以来
自分探しについてずっと関心がありました。
唯一の
心からの関心事と言えるかも知れません。
時間に少し余裕ができた事もあり
自分探しについて考えてみたいと思い
このブログに書いてみたいと思いました。
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さて
自己紹介をするにあたって
自分をどういう切り口で区切り名乗ればいいのか
早速迷います。
国籍は韓国。
生まれと育ちは日本で在日コリアン3世です。
母国語は韓国語という事になりますが
母語は日本語です。
自分を規定するって難しいですね。
自分をどの切り口で紹介するかで
色々変わってきますよね。
自己紹介をする上で
「私は○○です!」
…と自分を真っ先に規定できる「何か」が難しいなと思います。
そして
それこそがアイデンティティなのかな?
…と思いますし
自分はそれを探しているのかな?
…と思います。
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人によっては
どうでもいい事かも知れません。
それはそれで全く問題ないと思います。
ですが
私にとっては
自分を形成している
全ての基礎?土台?になるような気がするんですよね〜
なので
日々思った事を
発信する事を恐れずに
率直に書いていければと考えています。